architecturephoto.net に掲載されました。

先日家具デザインで関わらせていただいた「 STOCK Share Office」が
architecturephoto.netというwebに掲載されました。


 
学生の頃からチェックしていたwebだったので、すごくうれしいです!
ありがとうございました!
 
architecturephoto.net

Discover Janpan 10月号



今月発売しているDiscover Janpan 10月号に以前仕事で携わった東京高輪にオープンしたシェアオフィス「STOCK」が掲載されております。
この物件は、設計、グラフィック、植栽に大学時代の同期が関わっていて、
10代の頃からの友人たちと一緒に仕事が出来、僕としてもかなり充実した仕事でした。

僕はオープンスペースのフリーデスクエリアの家具のデザイン、制作を担当しました。
シェアオフィスは様々な業種、不特定の老若男女のユーザーが共有する場所。
自分の中でこれがいいというデザインを決めてしまうのではなく、
一脚一脚微妙に異なる椅子を作りました。
そうすることでたくさんの椅子の中から自分の好きなものが出てくるだろうし、
ユーザー同士で1つのコミュニケーションツールになればと思い、デザインしております。

雑誌はシェアオフィスの紹介になっておりますので、家具が大きくは出ておりませんが、
もし東京でオフィスを探されている方や、家具に興味を持たれた方は一度足を運んでみてください。

納品した家具は後日HPにもUPいたしますので、もうしばらくお待ちください。


シェアオフィス STOCK

春摘さん設計の完成見学会で家具展示をします。


春摘 和田純さん設計の住宅の見学会にて、家具展示を行います。


お施主さんの娘さんが学生時代の友人。
と言っても、同じ大学ではなく卒業制作展で知り合った。

その頃の僕は、ピンピンに尖っている時代(笑)
今のような家具ではなく、コンセプトにすべてを置き
表現方法として家具を媒体に作品を作っていました。
 

なかなか理解されにくい作品も多かったのですが、卒業制作展で興味を持ってくれたのがたまたま見に来ていた彼女でした。
 

よかったら座ってくださいねと言っても、
他の人は座ることに抵抗を示していた椅子にサラッと座った。

なんなら座ったまま本を読み始める。
 

僕「すごいですね。僕のそんなに堂々と座った人初めてです。」
彼女「だって椅子ですよね。座ったらダメな椅子ってあるんですか?」
 

作品とはいえ、最低限座ることを前提に椅子を作る。
そのためには強度は必要だし、一定のビジュアルを超えないようにする。
を心掛けていた。
それの重要さ改めて痛感した。
 

そんな出会いから仲良くなり何度かお互いの展示を見に行ったりするようになった。
 

数年前に丹波篠山に引っ越したということは知っていたけど、
そこから連絡を取り合うことが無くなってしまった。
 

そんな時に春摘が設計で関わり、そこを通じてまた出会うことになる。
 

本当によくできた世の中です。

というわけで最初っから脱線しっぱなしですが、
見学会に参加しますので、ぜひ来てください〇

遠方になりますが、お時間がありましたらぜひ。
ささやま小旅行も兼ねてお越しいただけると思い観光マップも用意しております。


※人数確認のため事前予約が必要とのことですので、見学会を希望される方はご連絡ください。
追って詳細をお送りさせていただきます。

篠山住宅完成見学会
日時:9月12,13日 11:00~15:00
場所:丹波篠山市 ※詳細はご連絡をしてくださいましたら送ります。

予約連絡先 iei studio  info@ieeei.jp まで
設計:春摘 http://harutsumi.com/
フライヤーデザイン:《ふたつ星デザイン室》 http://mountaindrape.blogspot.jp/search/label/
家具展示:iei studio 

 

大阪藝術学舎 デザインスツール講義


以前にも紹介させていただきました、京都造形芸術大学が行っているプログラム「藝術学舎」。
「木工作家と作るデザインスツール」という授業を担当させていただき、
先日全5回の授業が無事終了いたしました。

普段京都造形芸術大学で授業をさせてもらっているのですが、学生ではなく
一般の方々に講義をすることが初めてだったため、かなり緊張しました。

いざ始まってみると、希望して来てくださった方はほど女性。
女性の力強さを感じますね。
さらに緊張が増してしまいました。。。

せっかくなので、授業内容を簡単に説明すると、

使う素材もホームセンターなどで気軽に買える木材。
大きな機材や道具がなくても、作れるスツール。
構造、デザイン、メンテナンスなどなど

イスを考える、作るという工程はどう進めていくのか、デザイン性をどこに示していくのか
を考え、実際に制作する授業になっています。

1日目。
自己紹介。
木工の基本知識説明(樹種、道具、工程などなど)
家具のデザイン史(完全に僕の好みに偏ったものになってしまいましたが。。。)
簡単な工具実演(インパクトやのこぎりの使ってみよう的な感じです。)

2日目
実寸図面制作

3日目
制作!
木取り、加工。

4日目
さらに制作!!
加工、組み立て。

5日目最終日
追い込み制作!!!
加工、組み立て、仕上げ。

短い期間でなかなかのハードスケジュールでしたが
先日最終日を迎え、無事みなさんスツールを完成させることが出来ました〇


それぞれ個性がありますよね。
建築的な考えの方や自分の生活スタイルをベースに考えている方
シンプルながらもサイズ感や違う素材を組み合わせてディティールを詰めていく方。

話を聞いているだけでこだわりが伝わって来てすごく楽しかったです。

最後に座って記念撮影。

つたない講義で多々反省することはありますが、
皆さんに楽しんでいただき、今後自分で何か作ってみようという気持ちになるようなきっかけになってもらえたのでよかったです。
作るということをすることで今日常にあるものの見え方が変わったり、そのものの価値なども見えてきます。
作る技術を学ぶだけではなく、ものを見る力をつけるという意味でも
僕は今DIYが広まっていくことは素晴らしいことだと思います。

本当に皆さんお疲れ様でした。
僕も貴重な体験をすることが出来ました。
ありがとうございました〇
 

休日:丸亀弦一郎美術館

最近なかなか更新ができておらず、すみません。
 
決して仕事はやめておりませんよ。
元気に活動しております。
作ったものもいろいろあるので、少しづつアップしていきます!
 
さてさて、昨日は久々に休日を満喫するために
大学時代の友人と一緒に丸亀猪熊弦一郎美術館に行ってきました。

目的はもちろん企画展で行われているマルティーノガンバーの「100日で100脚の椅子」です。
 
多分ご存じない方がほとんどだとは思いますが、
僕が学生の時に影響を受け、尊敬しているデザイナートップ3に入る人です。

当時本屋の洋書コーナーでこの方の本を見つけ、どうしても欲しかったのですが
一冊8000円くらいしていて、手が出せなかったのですが
友達みんなが誕生日プレゼントで買ってくれて、今でも重宝しています。
ほんまみんなありがとう!
 
この企画展のことを3月ぐらいに知った時から6月が楽しみで仕方ありませんでした!
しかも東京じゃなくて、丸亀っていうところが本当に助かる!日帰りで行ける!

しかもアーティストトークがある。会える!行く!
せっかく香川まで行くので、満喫するために朝8時に車で出発。

音楽を鳴らしながら、明石海峡大橋を通り、鳴門大橋で潮渦でテンションをあげ、
なんだかんだはしゃいでたら到着。
昼食もさっさと済ませて、さぁ展示へ!


 

すごい。。。
穴が開くほど本で見ていた作品がいっぱい。。。

まず全体をひたすら見て歩いて、その中で気に入ったやつを再度見る。











 
オランダやイギリスのデザイナーの家具を見るときは、別に構造とかディティールはそんなに気にしてません。
正直その辺を見始めると日本の家具の方がすごいからです。
そうではなく、どちらかというと彫刻を見るような感じに近いかな。
さらに彫刻よりも機能だったり、制作背景が具体的に表れているので、それを模索する感じで見ています。僕はね。

にしても、かっこいい。
バランスだったり、色の組み合わせ方だったり、やっぱり日本とはそもそもの感覚が違うなと思う。
日本の家(インテリア)には色は少ないですしね。
 
簡単にこのプロジェクトについて説明すると、
・一日一脚椅子を制作する。
・廃棄された椅子を解体して再構築する
といったルールの中で100日続け、100脚の椅子を作ったプロジェクトです。
別にクライアントがいるわけではなく、自主的に始められたプロジェクトらしいです。
 
一通りみて、アーティストトークに向かう。
すると見覚えのあるやつがいて、同期で家具をしている友達だった。
この友達とは卒業してから情報交換をしたり、デザインについて話をしている。
今回のこの展示については特に話をしていなかったので、
「この日に来るとは流石やなっ」お互いを称賛。笑
 
ちょっとしたホールでのトークショーだったので
もちろん座るところは最前席。
 
写真は撮れませんでしたが、さすがイタリア人。すらっとして、脚が長く、単純にかっちょいい!
 
トークも興味深かった。
14歳から家具職人として働いて19歳で学校に入り、彫刻を学ぶ。
その後、仕事をしながら自分の興味のあるテーマやプロジェクトを作り続け
この100チェアで評価され、今では家具だけではなくさまざまなデザインを手掛けるようになったみたい。

もともと職人として働いていたこともあり、今でも自身も手を動かしながら制作している。
クラフトマンでもあり、デザイナーでもあると。

このプロジェクトもクライアントがいたわけではないが、再構築することや表現として出来ることを
自分の中で模索するために始めて、結果今仕事に繋がっている。
デザインで、自分の表現で仕事をもらえたので、より自分の好きな方法で仕事が出来るようになったとのこと。
ざっくり言えばそう言っていた。
 
話を聞いていると自分の甘さを痛感しました。
仕事を理由に自分でやりたいこと、やってみたいことを後回しにしてしまっていて
まだまだ僕は出来ることをできていないなってことを。

いや、頑張らなあかんな!って気を引き締めることが出来きました。
 
最後に図録販売のところに本がいて、ちょっとだけ交流が出来た。
図録にはコースターがついていて、サインを書いてくれるみたいだったので
「なんて書いてほしい?」と言われたので
「GANBARE!(頑張れ!)」って書いてもらいました。笑


いや、ほんまありがとうございます。

 
久しぶりに丸一日遊び、充実した一日を過ごすことができた。
やっぱり休みは必要ですね。
今の気持ちが消えないうちに次の制作に進めていきます!

僕、GANBARU!


まだはじまったばかりの展示なので、興味のある人は是非行ってみてください〇

京都の恵文社で展示無事終わりました。

昨日まで恵文社アンフェールで行っていたグループ展「i love you展」無事終わりました。
DMも今回用意しておらず、宣伝がなかなか出来ておりませんでしたが
たくさんの方に見ていただけてうれしいです。
来てくださった方々ありがとうございました!
次回はもっと早めに告知、宣伝できるようにいたしますので
今後共よろしくお願いいたします。
ということで少ないですが写真をUpいたします。
気になる商品などありましたらご連絡いただけたら詳細をお教えいたしますので,
気軽にご連絡ください!




restシリーズの家具








壁面にはシルクスクリーンで作品制作をしている伊山由香さんの版画を展示


新作のダイニングテーブル。
ガラス天板でテーブルの構造体のなかに格子で模様を組み込んだもの。











一緒に展示していた秋田亜依さんの作品。
転写の技術を使って、平面的な花器やタイルを展示。





焼きペンを使って木座面に模様を描いたシリーズ。






排気されるパイプ椅子を使ったリメイクチェア。
再塗装、パッチワークのオリジナル生地を施しています。

今回は普段制作しているオーダー家具とはだいぶイメージの違うものを制作してみました。

次回いつになるかまだ未定ですが、展示は定期的に行っていきたいと思っておりますので
御興味のある方は見に来てください〇
ありがとうございましたー。

 

京都の恵文社で展示をします。




4月7日(火)〜13日(月)に期間に
京都の一乗寺にある本屋”恵文社”のアンフェールでグループ展示をします。

「I Love You展」
期間:2015年 4月7日(火)〜13日(月)
時間:10:00〜22:00
場所:〒606-8184 京都市左京区一乗寺払殿町10 恵文社アンフェール




他の出展者は
・陶器の作家として活動している 秋田亜衣
版画シルクスクリーンの技術を用いて作家活動している 伊山由香
ニット作家 武田幸子


この展示では普段制作しているオーダー家具ではなく、
どちらかというと作品としての家具を展示をします。

ファッションでいうところのコレクションラインというところです。
一般的に量産して販売していくものではなく、ブランドとしてコンセプトや技術、そのシーズンのテーマを表現する。
そうすることによって、ブランドとしてのイメージを確立していく。

iei studioでも家具のコレクションラインを作っていきたいと思い、
今回の展示は、ファッション性をテーマに家具を制作してきました。

展示をする家具を断片的ではございますが少しだけご紹介します。











短い期間ではございますが、ぜひお越し下さい。

 

オーダー:ブラックチェリー Φ1100mmの丸テーブル


 
先日オーダーを頂いておりましたブラックチェリーの丸テーブルを納品させていただきました。

今回のオーダー内容。
・天板の大きさはΦ1100mm。(このサイズはかなり大きめ、スタンダードは900mmぐらい)
・脚は丸脚。
・すっきりとしたデザインよりも民芸っぽく。

という内容でした。
僕がよく作らせてもらう形は天板を薄く見せるために小口をテーパー(斜めカット)をかけていたり
脚も四方転びで細くみせることが多いのですが、今回はどちらかというと厚みを見せて、
重厚感を感じれるような設計にしております。


・ダイニング丸テーブル
size:Φ1100mm x H700mm
材質:ブラックチェリー オイル、ワックス仕上げ


天板の厚みは30mm。




今回幅が広い材を手に入れることができ、天板は4枚ハギで制作しております。

お客様は設計をされている方で木のこと、家具の構造やデザインのことなど
いろんなお話をさせていただきました。
ちゃんとお答え出来ていたか心配ですが、すごく楽しい時間でした〇

ブラックチェリーは時間経過すると色がどんどん赤くなり、飴色に変わってきます。
使えば使うほど、手間をかければかけるほどいい色に変わってくるので、
楽しみながら使っていってほしいです。

ありがとうございましたー。

藝術学舎で講義をします。

3月の中旬に差し掛かかり、卒業式や新生活の準備などでみなさんお忙しそうですね。

この時期は僕もいろいろ仕事が重なって、ドタバタです。。。


今まで母校でもある京都造形芸術大学で講師をさせていただいているのですが、
この4月から新しく京都造形芸術大学が行っているプロジェクト
藝術学舎」で短期の授業を担当させていただく事になりました。


藝術学舎」とは、
大学に入学していなくても申し込みをすれば誰でも授業を受ける事が出来るシステムで
ネット上で公開されているカリキュラムで自分で興味のあるものを選ぶことが出来ます。

詳しくは藝術学舎のHPをご覧頂きたいのですが、

その中で「木工作家とつくるデザインスツール」という授業を担当させていただきます。




何をする授業なのか。
簡単に言うとのこぎりや金槌、インパクトなどのハンドツールのみを使用して
隔週の計5回で自分の手でデザイン、制作をするという授業です。

使う素材もホームセンターなどで気軽に買える木材。
大きな機材や道具がなくても、作れるスツール。
構造、デザイン、メンテナンスなどなど

イスを考える、作るという工程はどう進めていくのか、デザイン性をどこに示していくのかなどを
体験してもらえればと思っております。
もちろんこの授業で制作したスツールはお持ち帰りいただけます。

まだまだ募集は行っておりますので、ご興味がある方はぜひご参加下さい。

緊張しますが、僕が出来ることを精一杯頑張ります。
 

大改造ビフォーアフターに家具が出ます。

ということなんです。
告知です。



みなさん一度は見た事、聞いた事があるであろう
所さんの「大改造ビフォーアフター」2月15日(日)放送に出ます。
正確には「なんということでしょう〜」と完成を披露するシーンにiei studioの家具を使ってもらっています。

いつもお世話になっている大阪の工務店「蔵家」さんの繋がり。
今回の匠も何度がお会いしているAtelier SETTENの進藤さん、その施工を蔵家さんが担当していました。

しかもうちの工房から結構近くの旭区の現場だったのでびっくり!
僕が搬入に行った時は、インテリアのコーディネートでADの子が必死に動き回っておりました。
やっぱテレビのお仕事って大変なんやなぁ。

テーブルやイス、スツール、木雑貨などいろいろ提供させていただきました。

主役はもちろん進藤さんさんの設計ですし、僕は家具を提供しただけなのですが
でも、テレビで家具が映るのはやっぱうれしいですね。

僕も見ていないのでわかりませんが、多分映ってるのは瞬間瞬間なので
見逃してしまうかもしれませんが
頭の片隅にでも入れながらよかったら見て下さい○

もう一回言っとこ。
 
放送日は2月15日(日)PM6:57~ です!

よろしくお願いします。
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